はじめに
正常な状態の皮膚は、肌を保護する皮脂を分泌し雑菌などの繁殖を防ぐために弱酸性を保っています。
ところが アトピー肌は皮膚の表面を保護しているこのバリアー機能が低下している為に様々な雑菌がついています 。
また、アレルゲンとなるダニやほこり、カビなどの侵入を阻止することができません。
そのような物が原因となり皮膚のかゆみや、湿疹などのアトピー肌のトラブルは起こります。
ですからお肌を清潔にし、雑菌や、アレルゲンからお肌を守るバリアーを補ってあげる事が大切なのです。
正しい入浴と肌を痛めない洗い方
入浴はシャワーにしましょう。湯船につかる場合は低めの温度にしましょう。(38度〜40度以下)
石けんなどの洗浄剤をよくあわ立て、手のひらで撫でるようにやさしく肌を洗います。
決して肌を擦ってはいけません。
(香料、乳化剤や添加物は刺激となるのでそのような物が入っていない物が良い)
シャンプー・リンスも石けんシャンプー・クエン酸のリンス等を使用するのが良いでしょう。
※重度のアトピーの場合石けんで洗いすぎると症状が悪化することがあるので注意が必要です。
入浴後、肌を拭くときはやさしく擦らないようにタオルで水分を取りましょう。
保湿方法
できれば浴室で素早く薬や保湿剤を塗りましょう。
浴室は蒸気がこもっているため、お肌の水分がより逃げにくくなっています。
お部屋に戻って保湿剤を塗るよりも効果的に保湿できます。
また、手や足を洗ったりした時はその都度薬や、保湿剤を塗りましょう。
※お薬は医師の指導に従い、適切に塗ってください。
自己判断で塗り方を変えるとさらに症状が悪化する場合があります。
洗顔は?(普通肌の方にもお薦めします)
添加物の入っていない低刺激性の洗浄剤をしっかり泡立て(テニスボール大ぐらい)、指の腹を使い泡でクルクルとやさしく洗いましょう。
小鼻の回りの黒ずみなどが気になる方はとくに念入りに。
ただし強く擦ってはいけません。泡の力で汚れは十分落ちます。
やさしくやさしく洗って下さい。
すすぎは15回以上。石けん成分が残らないように沢山すすいでください。
洗顔後はタオルで水分を擦らないようにやさしくふき取り、お薬・化粧水・クリーム等をお肌の状態に合わせ塗りましょう。
化粧水はお肌に水分を補給してくれます。
クリームや乳液はそれに蓋をして水分を逃さないようにしてくれます。
肌が乾燥している方やアトピーの方は補給した水分を逃さないようにクリームや乳液などを塗りましょう。
刺激のない衣類を着用しましょう
アトピー肌は刺激に敏感になっています。
綿などの刺激にならない素材で出来た衣類を着用するようにしましょう。
ウールなどのチクチクする物や、肌が擦れたり締め付けたりするようなデザインのものは避けましょう。
夏場の過ごし方
アトピー肌には汗も刺激になります。
あせもなどが原因で症状を悪化させないようにクーラーのような空調設備を利用し、出来るだけあせもを作らないようにしましょう。
また、汗をかいたらシャワーを浴びるなどして肌を清潔に保つようにしましょう。
クーラーはお肌を乾燥させるので、保湿を忘れないようにしましょう。
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